中二病

恋病のような表現欲求と、それを満たせない稚拙極まりない技術と絶望的な時間のなさが、今日もいい具合に脳髄を浸食していく。具体的に言えば、1ヶ月くらいDTMソフト立ち上げてなくて、久しぶりに組みかけの音楽流したら、その下手さ具合に死にたくなったわけ。3ヶ月かけた、たった20小節に絶望できるってどんだけひどいんだ。焦って本を開いてみるも単語の意味がわからんくらいの知識のなさに絶望してみたり、出鱈目に打ち込んで神降臨を待とうとかダメな方向に突っ走ったり。いやー、23年音楽と無縁に暮らして、努力らしい努力もしないままでは当たり前の話なんだけど、もうこの年齢が、年齢がとにかく俺を焦らせる。人の役に立つスキルを全く持ち合わせていない焦りと相乗して、今日もマイナスに一杯一杯振り切ってる俺の中二病、どうにかならんのか。
興味を中途半端に多く持つことは興味を全くもてないことより悲劇だ、とかどっかの賢人が言ってたけど、まさにそれだなぁ。仕事一筋で生きる上司が羨ましい。研究も創作も両立できる友人が羨ましい。絵も色もプログラムも音楽もその他もろもろも、なんて出来るわけが無いのに。モラトリアムに生きられるタイムリミットに怯えながら、結局がむしゃらに何も成せないまま今日が終わろうとして、また発狂。