梅田さんご乱心?

My Life Between Silicon Valley and Japan --- 直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。
あぁこれね。聞いたことあるよ。うちの社の先輩がそれを実践したんだ。直感を信じて、自分を信じて、好きを貫いて、絶対必勝を誓ってボーナス全部つぎ込んだ万馬券が紙屑になったっていう話。

まぁそんなネタ話はおいておくとしてだ。話を始める前に、梅田さんの思考が粗探し=批判=ネガティブな位置づけで語られていることを確認しておく。

梅田さんは、自分と見識の違う他人と意見をすり合わせることで、互いに自身の発見を楽しむようなことはされないのだろうか?批評というのは必ずしも、相手を打ち負かすためや貶めるため、あるいは自分の意見を正論立ててみたり、意見を押し通すためだけに行われるのではない。とかく人は自分の脳内だけでものを考えるとき、偏執的で自己に都合のいい意見に集約しがちだ。そういったときに、その偏重への警告や是正勧告、あるいは別の視点を与えるという提案の意味で、それらが行われることはしばしばある。確かにそれは、別の個人の偏重した意見を正論立てていると言われるかもしれないが、対象となる他者に、および自分自身に一石を投じることで何らかのプラスの作用が生じることは大いに期待できる。*1

僕だって君たちを見ていて、悪いところとか、足りないところとか、たくさん見えるよ。でもそんなことを指摘して何になる?

というのなら、それによって自分と他人の相互の研鑽が望める、と答えようじゃないか。

*1:自分の意見に固執する、思考停止する、ということがなければの話だが

恐ろしいのは虐待の加害者か、それに最大刑以上を求める第三者か

元の話題となるのは、フェレット虐待で警察が動いたって話。
フェレット虐待映像のネット投稿、神奈川県警が捜査へ
で、問題は「この話題に関するブログ」で見られる反応。
箸にも棒にもかからない感情論ばかりで本来なら取り上げるまでもないのだけど、森さんの本を読んで以来、どうもこの手の、主体性のない怒りには懐疑的なので。
主体性を持たないが故に過激化する言論。加害者について一切の理解を示すこともなく、イレギュラーとして排除(しようと)する。見せしめとしてか、あるいは人権を認めないか、とにかくイレギュラーには重大な罰が安易に求められる。そして効果も不明なまま厳罰化。こうして、「正当な」自分たちは安心を本気で獲得できると信じている。
まぁ多くは俺が言うまでも無い。さて、タイトルのとおりだ。本当に恐ろしい存在、はどれだ?

ごとり

大きな音がした。六年の学業に終始が打たれる音。校正のために机に向かうその背後に聞いて、嬉しくも羨ましくも悔しくも競争心もある、複雑な感覚に顔がまた崩れる。もちろん、証書になるまで卒業とはいえないだろうが、彼らのことだ、その心配をするには及ぶまい。少々気は早いかもしれないが、お疲れ様、おめでとう。

知識と経験と技術を充当に備えた同輩が、いよいよ世の荒波を凌波する。さぁ社会を舞台にしての大立ち回り、しかと見られませい!

謝るなよ柳沢さん

このところの一連のマスコミの不祥事を前に、丁度id:Dat3に勧められて読んだ、森達也さんの「世界が完全に思考停止する前に」が的確にこのマスコミと聴衆の関係の危険性を指摘していて印象的だった(これについてはDat3も日記に書いてるので、あまり多くは言うまい)。

メディアの信頼性がいかに脆いものか、少し疑って考えればわかるもの。毎週毎週新しい健康食品だとか健康法だとかが発見されてる時点で、あるある大辞典が胡散臭いことは分かりきった事なのに、視聴率が取れるのでメディアは放送し、視聴者は少しでも楽して効果を得たいがために、たかだか1時間にも満たない検証でそれに飛びつく。

そして今「あるある」を、生み出したメディア自体が徹底的に巨悪のレッテルを貼り、視聴者の大きな不安と怒りの矛先をそれに逸らした上で排出したわけだ。こうして視聴者はまた危機感を鈍らせて、事件は風化され、いずれポスト「あるある」に騙されるという粗筋ができあがる。受け取る情報に対して主体性を持たない限り、同じ轍を踏むのは目に見えている。

にもかかわらず、そんなことがあった矢先に「産む機械」問題だ。社民党福島瑞穂民主党菅直人らを筆頭に柳沢厚労相の発言を巡って、予算審議会ボイコットなんて馬鹿げた真似をしているけれど、まさにこれが思考停止の好例だ。

まず柳沢厚労省の発言は例え話だ。そのことは、「産む機械」と発言する前後にも断りをいれているし、発言の後も速やかに訂正している。その他検証については以下のページでまとめているので一読を。

日本戦後史の鉄則の適用☆柳沢厚労相を「女性は産む機械」発言で辞めさせてはならない - 松尾光太郎 de 海馬之玄関BLOG

例え話としても難有りな表現だとは思うけれど、全体を通してみればそれが主眼であったわけじゃない。一部を切り出して歪曲されかねない「失言」と記したのは他ならぬメディア。そしてそれがいつの間にか「失言」で定着し、「問題」としたのは、脊髄反射した似非フェミニストと、それを口実に職務放棄した野党と、考えもなしに面白おかしく報道したメディアと、森さんの言うところの「主体性をなくして批判する」が故に暴走している視聴者ではないか。こうして柳沢労厚相は「女性蔑視の巨悪」に祀られて、「世間を騒がせたこと」に謝れば、それを「失言に対する謝罪の言葉」と報道されて、より一層辞任要求は火に油を注ぎ、な流れになってしまっている。*1

たとえただの報道であったとしても、そこにあらゆる過程が入る限り、手に入る情報は既に加工されたものだ。加工は仕方が無いことだが、だからこそメディアは、あらゆる人を傷つける可能性があることを自覚せねばならない、とは森さんの言葉だ。視聴者も、「一人称をもって他者への想像を働か」せねばならない。でなければ、俺もタマちゃんを食いにいかねばならなくなる、バーベキューセットを持って。

*1:ただし俺の思考が停止している可能性も否定はできないわけだが

民主のアホさ加減にはついていけん

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070131-00000058-jij-pol
時間ないので走り書き程度に。

まぁ民主が駄々こねて審議とめようってしてる記事なんだけど、誰も止めなかったのか?政治家は人権団体じゃないのに、そっち方面からの要請もなしに自主的に審議しませんなんて、お前ら仕事サボる口実ついでに人気取りもやろうなんて虫が好すぎ。柳沢伯夫厚生労働相かわいそす。

食の安全問題

賞味期限の1日切れた納豆を1、2…6パック。全てをどんぶりに注ぎ込み、おもむろにかきまぜる。混ぜる混ぜる、糸が飛び出そうと関係ない。程よく混ぜたところで、あつあつのご飯にかける。そして食べる、食べる、一心不乱に無我夢中で食う食う…食う。

リポーター「ご感想をどうぞ!」

俺「大丈夫です。納豆は安全です!!」

一斉に俺に浴びせられるフラッシュ。俺は涙を流しながら納豆の安全を訴えた。

ん、そういう話でしたよね?うんきっとそうだ。

NCJがんばってます!

一週間ほどメーラーを立ち上げてないうちに、2007年1月12日18:45付で

2007年 1月16日(火)午前8時に、リネージュアカウントをPlayNCアカウントに移行していないお客様は、PlayNCアカウント移行のためゲームにログインできなくなります。

これに伴い、PlayNCアカウントに移行していないお客様に関しましては、パスポート・タイムチケットでご購入いただいたプレイ時間が残っている場合でもゲームにログインできなくなります。

なメールが来てて、Lineageのアカウントが使えなくなってた。これで完全に俺のネトゲライフ終了。いやまぁ、時間課金でアカウントの消滅防止こそすれ、3年以上ログインどころか公式サイトも見てなかったわけだけど、それならそれで、ZelDai祭りとかしたかったんだよおおお。しかし告知からたった4日で移行終了なんて、さすが管理(の劣悪さ)じゃガンホーとタメ張るNCJ。最後の最後まで客の要望無視ってのは流石としか。中華とかBOTとかチーターは今でもお元気ですか?