兄貴いぢり会

19日の深夜から20日夕刻まで、我等が兄貴ことid:houji氏をいぢりに行く。わざわざ姫路から駆けつけた物好きなid:Dat3、ナカリン、すえきちはお疲れさんでした。

しかし集合かけたのが俺なのに、前々日になってから言いだしっぺの当日の残業が確定してしまい、21時集合を2時間遅れざるを得ず、予定していたマジックスパイスなんば店の旨辛いカレーを食い逃してしまったのは実に残念。胃が焼けたとかマジでうまかったとか、もう何段階か辛くてもいけるとか満足そうに言うものだから、その日うどんしか口にしていなかった空腹感もあって、集合その場でCoCo一に駆け込む暴挙を企てたのだが、後日の再戦を取り付けたことで何とか踏みとどまる。

合流の後、兄貴の家へ。ファミコンソフトに異常な愛情を注ぐ兄貴のコレクションは、一千余存在するソフトのうちの7割を入手するほどになっており、見るものを圧倒する。懐かしさのあまりに一同がレトロゲーの虜になる。そしてそのまま現役稼動を続けるハードは、深夜から夜を明かし、昼を回って日が傾くまでの16時間に亘って酷使されることになる。

レトロゲーは実に素晴らしい。昨今問題となっている、ハードの性能向上によるビジュアル偏重の傾向や、未開拓な遊び方の追求リスク上昇のために起こっているゲームシステムの画一化など、そういった要素を感じさせない。黎明期〜最盛期にかけての混沌とした時代に生を受けたソフトは、ゲームシステムへの挑戦や、ハード性能による制限を試行錯誤で乗り切った後が垣間見える。それは同時に大量のクソゲーを生み出すことになったとはいえ、それらの研鑽があってこそ今のゲームが成立してきたことを思えば、クソゲーすらいとおしい。

…というのは俺の言葉ではないのですが。しかしグラディウス2やら、ロックマン2、ゴルビーのパイプライン、初期のRPGものなどを見てれば、その意見にも納得するというもの。

結局、人生劇場3やくにおくんシリーズなどの多人数対戦ものを遊んだりする一方で、バルーンファイト、マリオブラザースなどの名作、スペランカーカラテカ、いっきといった一部で熱烈な支持を受けるもの、名前すら聞いたことの無いクソゲーの数々を遊んでいるうちに、あっという間に時間は過ぎた。この間、兄貴とナカリンは、ほぼ休むことなくゲームを続けていたのが印象的だった。

ナカリン、すえきちが昼頃に帰ったあとも、3人でレトロゲー大会は続く。以降は兄貴すらプレイしたことのないゲームを中心にプレイするも、やはりクソゲー率が高い。何を考えて作ったのかわからないソフトも色々混じってて堪能した後で帰途に着く。

全く話題をレゲーに持ってかれてしまいましたが、なかなか面白かったですよ。いずれまたやりましょう。

追記:しばらく見ない間に兄貴の自爆率が上がっていたことは書き留めておかねばなるまい!「兄貴には養分が足りてない」という話をDat3としていたときに、「それって『幼』に『分』のようぶんとか?」とか尋ねてくる兄貴。いや、そういう答えは意図してなかったのだけど…。さ、さっすが兄貴は期待を裏切らない^^;;;;